産婦人科

診療科について

ポイント

  • がん・生殖医療<br>認定施設

    がん・生殖医療
    認定施設

  • 不育症診療の中心的存在

    不育症診療の中心的存在

  • 全国から来る研修医を育成

    全国から来る研修医を育成

周産期・婦人科・不妊治療・不育症――多様な分野を余すことなく診療

産婦人科主任部長 和田 真一郎

がん・不育症などハイリスク患者さんの妊娠・出産を支援

2022年4月から体外受精が保険適用になったこともあって、国も少子化対策に力を入れており、当科では生殖医療外来を充実させています。不妊外来は日中だけでなく、夕方にも行い、働く女性も受診しやすいようにしています。

悪性腫瘍(あくせいしゅよう)の症例でがん化学療法・放射線治療を行う場合、卵巣や精巣に不可逆的な機能喪失のリスクがあります。当院では、治療で卵巣や精巣機能の喪失が懸念される患者さんに対して、がん治療が終了したのちに不妊治療を行う、いわゆる“がん・生殖医療”の施設認定を取っており、乳がんや血液がんなどの患者さんが子どもを授かれるように体制を整えています。治療の前に精子や卵子、婚姻している場合には胚(受精卵)を凍結保存しておき、治療終了後に移植します。公的補助もあり、手稲渓仁会病院のみならず他院のがん患者さんでも受け付けているため、地域で乳がんなどを治療している患者さんがいましたらお手伝いいたします。
悪性腫瘍については、産婦人科 副部長の中谷 真紀子医師と医長の西村 真唯医師が遺伝外来を開設しており、患者さんの遺伝情報による個別化治療や遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)などの説明を行っています。当院・他院の乳がん既往の患者さんがいらっしゃいましたら、BRCA遺伝子変異の検査ならびに家族への影響、さらにリスク軽減卵管卵巣摘除術について説明します。

また流産を繰り返す不育症に対しては、日本不育症学会理事でもある山田 秀人医師が専門外来を行っており、2023年7月に当院で不育症の全国学会が開かれるなど、不育症診療において、北海道でも中心的な存在です。

産科領域では、通常の妊婦健診のほか、胎児に影響の出る母子感染において、日本産婦人科感染症学会理事長の山田 秀人医師が専門外来を行い、近隣の診療機関からの紹介も受け付けています。2022年からは母体血で胎児染色体異常を診断するNIPTの基幹施設になっており、陽性となった患者さんに出生前外来でカウンセリングを行っていることも特徴です。

産婦人科専門研修の基幹施設として若手産婦人科医の教育に注力

北海道の産婦人科専門研修の基幹病院は、北海道大学病院、札幌医科大学附属病院、旭川医科大学病院、そして手稲渓仁会病院の4病院で、当科は専門研修(後期研修)を受け入れています。
当科の特徴は、周産期・婦人科・生殖医療をまんべんなく行っている点であり、その特徴を生かして研修医の方々にも幅広く多様な症例を経験してもらうことができます。また、札幌市の2次救急を毎日引き受けていることから、急性腹症や産後出血などの救急症例に対応する機会も多く、豊富な症例を十分に経験しながら知識・技術を伸ばせるようになっています。
当科には日本産科婦人科学会産婦人科専門医が2023年時点で13名おり、難しい症例は必ず一緒に解決するようにしているほか、毎朝カンファレンスを行い、手術・がん・周産期・生殖の症例検討会を行い、最新の治療の考え方を共有しています。人手が足りないときや困ったときは、職場用のLINEを使って援助を求めることができるなど、スタッフが気持ちよく仕事ができる環境を整えています。
さらには週1回、英語文献の抄読会を行って知見を深めており、その際に自己紹介のプレゼンを行い、お互いの理解も深めています。

患者さんの幸福な人生に貢献を――将来を見据えた治療の提供

医療は患者さんの幸福のためにあるもので、“患者ファースト”でなければならないと思っています。当院は子宮筋腫や子宮内膜症などの手術症例が豊富で、年間1,400件以上の手術を行っていますが、手術がうまくいくことだけを目指しているのではありません。各疾患はその先にある妊娠や分娩などに影響してくるので、患者さんの将来をも見据えて治療するようにしています。
手術した患者さんが不妊治療で妊娠し、無事出産して喜ばれることを、当科スタッフも幸せに感じます。

実施している治療・検査

  • 2022年 手術総数

    2022年 手術総数

  • 積腹腔鏡下手術件数

    積腹腔鏡下手術件数

  • 院内発生超緊急帝王切開の<br>娩出システムを確立

    院内発生超緊急帝王切開の
    娩出システムを確立

  • 8つの専門外来を設置

    8つの専門外来を設置

圧倒的な手術症例数と豊富な専門外来での柔軟な対応

当科は手術症例が多く、困難な症例にも臨機応変に対応できることが強みです。特に腹腔鏡下手術は全国でもトップクラスの症例数があり、ロボット手術や、お腹に傷をつけず腟から腹腔鏡で手術をするvNOTESも実施しています。また、子宮頸(けい)がん・体がんや、骨盤臓器脱に対する仙骨腟固定の腹腔鏡下手術の施設認定も取得しています。
産科の急変や産後の危機的出血には産婦人科だけではなく、麻酔科、救急科、小児科、放射線科など診療科の垣根を越えて共同で対応しているほか、毎日のカンファレンスで常に皆で情報を共有しているので、外れた医療を行うことはありません。
産科・婦人科問わず、基本的に臨時の紹介も受け付けており、なかでも妊娠32週以降で分娩になるような産科の症例は、NICUの受け入れも検討します。緊急手術になりそうな症例は、手術室で対応可能か調整してから受け入れます。

また、当科には日本生殖医学会生殖医療専門医が4名、生殖専門の看護師が2名おり、不妊外来を毎日行って患者さんの診療とサポートを行っているほか、胚培養士3名体制で体外受精も行っており良好な成績を収めています。不妊治療は通院回数も多くなるので、手稲駅からのアクセスのよさも重要です。したがって近隣在住の患者さんや、後志方面の患者さんは通院しやすいといえるでしょう。

婦人科領域の治療・検査

婦人科診療の中心はがん、生殖医療と腹腔鏡下手術です。2022年の総手術数は1,421件で、COVID-19のpandemicのため、この2年間は手術が制限されて例年より200件ほど少ないですが、依然多くの手術を行っています。手術は、可能な限り低侵襲(ていしんしゅう)な腹腔鏡下手術を行うこととしています。当科の累積腹腔鏡下手術件数は15,000例を超えており、多くのノウハウを積み上げ、安全性が高く、完成度の高い術式になっております。婦人科がんに対する腹腔鏡やロボット支援手術も保険適用になり、積極的に取り組んでいます。手術室は毎日2〜3列で割り当てられ、多くの手術を組むことができ、待機時間が1か月以内と、患者さんの要望に沿って手術日を設定することが可能になっております。

2022年の腹腔鏡下手術数は842件と、全国でも有数の規模の件数となっております。良性疾患のほとんどを腹腔鏡下手術で行い、よほど条件の悪いケース以外は開腹手術を行うことはありません。患者さんの安全を第一に考え、安定した技術でトラブルのないよう心がけております。巨大子宮筋腫においても腹腔鏡下手術が可能で、術前のGnRH analogueが必要なときは、紹介元で投与を行っていただくようにしています。癒着の多い子宮内膜症は、詳細に病変を観察できる腹腔鏡下手術が有効で、中でも深部子宮内膜症病巣の切除術は、疼痛で苦しんでいる患者さんに効果を発揮します。また、ロボット支援下腹腔鏡子宮全摘術の施設認定も受けており、今後発展する先進的な医療にも取り組んでおります。子宮鏡手術の入院期間は1泊2日、腹腔鏡下手術では、4泊5日または5泊6日としています。また、開腹手術においても、ERASシステムを導入し、術前後の栄養状態の改善を行い、早期の回復に寄与しています。

悪性腫瘍に関しては、病院全体で機能的に診療にあたっています。地域がん診療連携拠点病院としてキャンサーボードでの他科とのdiscussion、化学療法レジメン審査委員会、緩和ケアチーム、排尿障害ケアチーム、がんリハビリ体制など、病院としてのがん診療体制もますます充実してきており、安心して治療を受けることができます。
悪性腫瘍の診療は、藤野 敬史医師、中島 亜矢子医師、西村 真唯医師の3名の婦人科腫瘍専門医を中心に、松本 沙知子医師、小嶋 一司医師、島袋 朋乃医師らとともに十分な症例検討を行い、今年度よりがん研有明病院で経験を深めた西村医師がイニシアチブを発揮しております。手術・化学療法・放射線治療の集学的治療のほか、手術で発生するリンパ浮腫の専門外来をいち早く取り入れ、藤野医師および北海道大学病院の小林医師と専任のセラピストをそろえ診療を行っています。
手術については、週2件は手術枠をあけて対応しているので、待たせることなく手術を行うことができます。腹腔鏡下手術やロボット手術で、患者さんの負担を積極的に軽減して、早期の社会復帰を目指しています。当科では、子宮体がんおよび子宮頸がんの腹腔鏡下手術はすでに施設認定を取得し保険診療で行っており、手術支援ロボットシステム(ダビンチ)併用による子宮体がん手術も施設認定取得を目指し、患者さんの負担を軽減して自費診療を行っています。悪性腫瘍の患者さんの手術枠は別枠で設けておりますので、1か月以内で手術をすることができ、不安のなかでお待たせすることがないよう速やかに入院、治療開始することを心がけております。化学療法は外来化学療法室での日帰り化学療法や短期入院治療を主体としており、次の治療までの血液検査などの管理をご紹介元の先生にお願いしていることもありますので、よろしくお願い申し上げます。

さらに近年では、遺伝子診断によるがん治療の個別化が進んでおり、患者さんだけでなく血縁者への配慮も必要となっております。そうした点を正しく理解してもらうために遺伝外来にてカウンセリングを行っております。遺伝相談には中谷 真紀子医師も加わり、幅広い視点から悪性腫瘍にアプローチしています。乳がん既往のある患者さんがいましたらご紹介ください。
また、BRCA遺伝子変異があり、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の乳がん患者に対してリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)が保険収載され、当院は施設認定を取得し、腹腔鏡で行っております。さらに、乳がんをはじめとした悪性腫瘍における化学療法や放射線治療による卵巣や精巣機能の低下により、その後の妊孕能の喪失が懸念される症例に対して、精子の凍結、未婚女性は卵子の凍結保存、既婚女性は胚(受精卵)の凍結を行っています。将来的に挙児希望のある方にはおすすめする治療なので、対象症例がありましたらご相談ください。

産科・周産期領域の治療・検査

2016年より産科病棟・GCU・NICUが新しくなり産科の病床数は増加し、特に個室を多くして患者さんのプライバシーを確保しています。当科では完全母乳哺育を目標に、助産師は妊娠中から産後までのフォローアップに力を入れています。周産期においても、地域連携による役割分担の方向を目指しており、母体搬送も可能な限り受け入れております。NICU6床、GCU6床で稼働しておりますが、状況により母体搬送、新生児搬送に全て対応することは困難です。また、早産低出生体重児の受け入れについては原則妊娠32週以降という制限がありますので、個々のケースごとに対応させていただきます。
産科の危機的出血に対しては、産婦人科、麻酔科、放射線診断科、手術室、輸血部、薬剤部が一丸となり、緊急時のシミュレーションを行って、重症例においても手術や動脈塞栓術(どうみゃくそくせんじゅつ)などで速やかに対処しており、他院で発生した場合も救急科と連携し産婦の救命にあたっています。前置癒着胎盤などの超ハイリスク症例の帝王切開においては、術前に内腸骨動脈バルーン留置を行って危機的出血を予防しており、術前カンファレンスであらかじめ対策を練っております。また、母児の急変により緊急で分娩が必要な場合の超緊急帝王切開(Grade A帝王切開)のシステムを確立し、院内発生であれば帝王切開の決定から15分以内に児の娩出を図ることができるようにしています。こうしたハイリスク妊婦に関しては、当科では周産期専門医が中心となり高度な管理を行っております。当院にはほとんどの診療科がそろっており関連各科との連携もよいので、合併症妊娠や産科救急疾患は充実した管理が期待できます。小児循環器専門医による胎児心臓のスクリーニング外来や、技師による胎児心臓の3Dの録画画像を専門医が解析するSTIC法による先天性心疾患の診断も行っておりますので、心配な患者さんがいらっしゃいましたらご紹介ください。詳細にご報告申し上げます。

周産期の診療は、母子はぐくみセンター副センター長の福士 義将医師を中心に、滝本 可奈子医師、小嶋 一司医師、島袋 朋乃医師と研修医で診療にあたっており、山田 秀人医師は不育症の妊娠管理や周産期感染症において指揮をとっています。また、小児循環器専門医の長谷山 圭司医師が胎児心エコーやSTICを行っています。
産科と小児科および助産師・看護師ほか事務のスタッフで構成される母子はぐくみセンターでは、定期的な会議の開催や、NICUや麻酔科・手術室・救急科・輸血部などとの連携により、緊急帝王切開を即時にできる体制をとっています。また、SNSでセンターの情報を常に発信し、患者さんにも情報が伝わるようにしています。

出生前診断において、非侵襲性の新型出生前診断(NIPT)の基幹病院としての認可を受け、今年度からNIPTによる胎児診断を開始する予定で、カウンセリング体制を準備しています。妊婦の方が受け入れやすいよう検査料は92,000円(税込)と比較的安くなっており、陽性であったときの羊水染色体検査は無料です。

生殖医療領域の治療・検査

不妊治療においては、排卵誘発・人工授精などの一般不妊治療のほか、体外受精・顕微授精などの補助生殖医療(ART)も行っております。2021年は、148件の採卵、250件の胚移植を行いました。当院の特徴として子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫などの疾患を有する高年者が多いのですが、レーザーによる透明帯の開窓も取り入れ、胚移植あたりで35%、治療の中心となる凍結胚盤胞移植については43%の妊娠率を維持しております。専任の胚培養士が胚の管理を行い、体外受精コーディネーターが専門の外来を設置し、患者夫妻とよく話し合い、ARTについて説明し、納得していただいたうえで不妊治療にあたっております。受診に関しては日中に勤務しながら不妊治療を受けている患者さんのために、毎週月・水・金に、夕方17時半より18時半まで不妊外来を開設し、便宜を図っています。

また、当院は2021年に着床前診断(PGT-SR、PGT-A)の実施施設として登録されました。胚の細胞の一部を採取し、習慣性流産の原因となる構造異常や重い遺伝子疾患の継承を危惧されているご夫婦を対象に、体外受精によって得られた胚の一部を採取して着床前に診断することが可能で、準備を進めております。
不妊治療には外科的介入が必要なこともあります。子宮筋腫、子宮内膜症、卵管留水症、子宮内膜ポリープなどが原因で不妊となり、外科的治療が必要な場合、妊孕能の改善を期待して、当科で腹腔鏡や子宮鏡手術を行っております。地域のクリニックで不妊治療を受けている患者さんの不妊治療の手術も積極的に行っております。治療を急いでいる患者さんも多いので、ご要望に応じて可及的に早く手術を組むようにしております。

流産を繰り返す不育症においては、日本不育症学会の理事でもある山田 秀人医師を中心に不育症センターにて診療を行っています。センター長の山田医師は、北海道大学や神戸大学で研究を続けていた不育症の専門外来を開設し、重症の不育症に対して有効である大量ガンマグロブリン療法や、抗リン脂質抗体症候群の新しい検査方法であるネオセルフ抗体の測定も確立いたしました。センターでは、高リン脂質抗体症候群、慢性子宮内膜炎などに対する先進的な診断・治療も行っています。さらに体外受精において、着床前診断(PGT)により、あらかじめ胚の染色体診断を行い、妊娠率の向上と流産率の低下を目指すことが可能です。
当院は不育症治療助成事業の対象病院でもありますので、流産で苦しむ患者さんがいらっしゃいましたら、ご紹介ください。

診療体制
・外来診療体制

当院は地域医療支援病院に承認され、地域の医療機関との連携診療、役割分担体制の確立を進めています。毎日紹介患者さんの外来枠を設けて診察にあたっておりますが、産科と不妊症は紹介状を持たない患者さんにも対応しております。スムーズな診療のために、ご紹介にあたっては、患者サポートセンターにあらかじめFAXでご連絡ください。もし、早期の診療を希望されるときは、その旨をお伝えいただければ臨機応変に対応いたします。また術後は、状態が落ち着いてから、その後のフォローをご紹介いただいた医療機関に基本的に逆紹介することにしています。その際は、詳細な診療情報を提供し、安心して経過を追っていただくようにしております。

・救急診療体制

救急患者さんのご紹介につきましては、婦人科患者さんは原則として全てお受けすることにしております。札幌市の産婦人科二次救急担当の中心であり、夜間の札幌市のコーディネーターからの依頼も多く引き受けております。異所性妊娠、卵巣腫瘍茎捻転などの急性腹症に対しては、夜間も含め緊急の腹腔鏡下手術も可能で、セルセーバーによる術中自己血輸血も積極的に行い、同種血輸血の回避に努めております。産科の患者さんにつきましては原則として症例ごとに小児科と協議し、受け入れ可能かどうか検討のうえで対応させていただきます。緊急の場合、お電話の連絡は、日中(17時頃まで)は産婦人科外来まで、夜間は当直医にご連絡ください。

(文責:和田真一郎)

対象疾患

産科

産科一般、合併症妊娠、不育症、異所性妊娠、その他異常妊娠、母乳育児

婦人科

婦人科一般、悪性腫瘍(子宮がん・卵巣がん・その他婦人科悪性腫瘍)、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症、更年期障害、骨粗鬆症不妊症

特殊医療機器

CT、MRI、超音波断層装置(4次元、カラードップラー)、骨密度測定装置(腰椎・大腿骨頚部DEXA)、ヒステロファイバースコープ、コルポスコープ、腹腔鏡・子宮鏡装置一式、手術支援ロボットシステム(ダビンチ)、レーザー凝固切開装置、体外受精・顕微授精機器一式、レーザー透明帯切開装置

診療科データ

実績

手術件数内訳(2022年1月~12月)

2022
手術総数 1,421
腹腔鏡下手術 842
(うちロボット手術) 17
開腹手術 323
子宮鏡下手術 122
(うち腹腔鏡併用) 16
腟式手術・その他 172
腹腔鏡下手術 842
悪性腫瘍手術(重複あり) 33
子宮全摘術(TLH) 443
子宮筋腫核出術(LM) 132
良性卵巣腫瘍手術 185
異所性妊娠手術 24
骨盤臓器脱手術 8
子宮内膜症手術(重複あり) 180
開腹手術 323
悪性腫瘍手術 118
子宮全摘術(良性) 16
子宮筋腫核出術 6
卵巣腫瘍(良性) 16
帝王切開術 190
腟式手術・その他 172
円錐切除 70
子宮頸部レーザー蒸散 12
骨盤臓器脱手術 7
頸管縫縮術 9
子宮内容除去 33

分娩数(2022年1月~12月)

2022
分娩数 491
経腟分娩 301
うち吸引/鉗子分娩 26
帝王切開 190

母体搬送受け入れ数(2022年1月~12月)

2022
母体搬送受け入れ数 74
産後出血 19
妊娠高血圧症候群 6
切迫早産・PROM 31

生殖補助医療数(2021年1月~12月)

2022
生殖医療数 398
採卵 148
体外受精(cIVF) 2
顕微授精(ICSI) 103
cIVF+ICSI 39
胚移植 250
新鮮胚移植 8
凍結胚移植 242

学術論文(2017年1月~2023年6月)

  • 41

    和文

  • 40

    英文

外来

産科

08:40-17:00

午前

  • 1診
  • 2診
  • 3診
延壽
中谷(宏)
小林
山田※
-
佐藤(萌)
土肥
小池
佐藤
-
福士
-
-

午後

  • 1診
  • 2診
  • 3診
山田
-
-
網師本
山田※
小林
-
-
-
-
-
-
福士/西谷
-
-
  • 紹介制・事前予約制です。

婦人科

08:40-17:00

午前

  • 1診
  • 2診
  • 3診
和田
中谷
小林
福士
中島
小池
藤野
箕輪
佐藤
福士
中谷
土肥
和田
中島
網師本

午後

  • 1診
  • 2診
  • 3診
和田(紹介)
浅井
小林
延壽
西谷
小池
箕輪
山田
福士(紹介)
山田
中谷
中島
中谷(宏)
佐藤(萌)
  • 紹介制・事前予約制です。

専門外来

日/祝
08:40-17:00 - -
産後健診 - - - 輪番 - - -
不妊外来 専門医 専門医 専門医 専門医 専門医 - -
不育症・母子感染外来 山田 - 山田 山田 - - -
遺伝外来 山田 - 山田
西村(真)
山田
中谷
- - -
出生前外来 - 山田 - - - - -
リンパ浮腫外来 藤野 藤野 藤野 藤野 藤野
小林(範)
- -
子宮がん検診 - - 藤野
(毎週午後)
- - - -
胎児心エコー外来 - 長谷山 長谷山 長谷山 長谷山 - -
  • 産後健診:午後からとなります。
  • 産後健診以外は完全予約制。

所属医師

  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    院長補佐/産婦人科 主任部長

    和田 真一郎SHINICHIRO WADA

    診療科・専門
    婦人科/-
    資格・学会
    日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医・代議員/日本生殖医学会 生殖医療指導医・生殖医療専門医/日本産科婦人科内視鏡学会 評議員/日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医/日本内視鏡外科学会 技術認定取得者(産科婦人科領域)/日本周産期・新生児医学会 暫定指導医/日本婦人科腫瘍学会 代議員
    他所属・認定
    北海道医師会 母体保護法指定医/北海道大学医学部医学科 臨床指導教授/ロボット支援鏡視下手術認定資格 /北海道産婦人科医会 理事/札幌産婦人科医会 副会長/WIND(北海道大学産婦人科) 理事/北海道大学医学部産婦人科同門会 副会長/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    産婦人科 部長/母子はぐくみセンター 副センター長

    福士 義将YOSHIYUKI FUKUSHI

    診療科・専門
    婦人科/-
    資格・学会
    日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医/日本周産期・新生児医学会 NCPRインストラクター/日本産科婦人科遺伝診療学会 認定医
    他所属・認定
    VHJ機構 臨床研修指導医/北海道医師会 母体保護法指定医/札幌医科大学 医学部臨床教授/ロボット支援鏡視下手術認定資格 /がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    産婦人科 部長

    中島 亜矢子AYAKO NAKAJIMA

    診療科・専門
    婦人科/-
    資格・学会
    日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医/日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
    他所属・認定
    日本がん治療認定医機構がん治療認定医/ロボット支援鏡視下手術認定資格 /がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    ゲノム医療センター 部長/産婦人科 副部長

    中谷 真紀子MAKIKO NAKATANI

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医/日本内視鏡外科学会 技術認定取得者(産科婦人科領域)/日本生殖医学会 生殖医療専門医/日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医
    他所属・認定
    北海道医師会 母体保護法指定医/ロボット支援鏡視下手術認定資格 /がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    主任医長

    箕輪 郁KAORU MINOWA

    診療科・専門
    -
    資格・学会
    日本産婦人科学会 産婦人科専門医・指導医/日本産婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医/日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医/日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍専門医
    他所属・認定
    日本がん治療認定医機構 がん治療認定医/ロボット支援鏡視下手術認定資格/がん治療に携わる医師を対象とした緩和ケアに関する研修終了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    小池 和生KAZUO KOIKE

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    Da Vinci Robot surgery 第一助手/日本脳卒中協会 認定 ISLS/PSLSコース
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    小林 雄大YUTA KOBAYASHI

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    ロボット支援鏡視下手術認定資格/日本母体救命システム普及協議会 J-MELSベーシックコース /日本医師会認定健康スポーツ医/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    浅井 美香MIKA ASAI

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    がん治療に携わる医師を対象とした緩和ケアに関する研修終了
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    延壽 桃子MOMOKO ENJU

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    佐藤 慎太郎SHINTARO SATO

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員

    網師本 健佑KENSUKE ASHIMOTO

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    日本産婦人科学会産婦人科専門医
    他所属・認定
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    専攻医

    安藤 夕乃YUNO ANDOU

    診療科・専門
    -
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    専攻医

    中谷 宏哉HIROYA NAKATANI

    診療科・専門
    -
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    専攻医

    西谷 友希YUKI NISHITANI

    診療科・専門
    -
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    医員(専攻医)

    佐藤 萌里MOERI SATOU

    診療科・専門
    -
    資格・学会
    -
    他所属・認定
    -
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    顧問

    藤野 敬史TAKAHUMI FUJINO

    診療科・専門
    産婦人科/-
    資格・学会
    日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医・代議員/日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医/日本がん治療認定医機構がん治療認定医/日本産科婦人科内視鏡学会評議員/日本産婦人科乳腺医学会乳房疾患認定医・理事/日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医師/日本女性医学学会指導医/日本骨粗鬆症学会認定医・評議員/日本周産期・新生児医学会暫定指導医
    他所属・認定
    がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了 /日本婦人科腫瘍学会 評議員/日本女性医学学会 評議員/ロボット支援鏡視下手術認定資格 /北海道大学 婦人科 客員臨床教授/北海道医師会 母体保護法指定医
  • 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院

    不育症センター センター長

    山田 秀人HIDETO YAMADA

    診療科・専門
    産婦人科/周産期医学、母子感染、不育症、抗リン脂質抗体、合併症妊娠、出生前診断、胎児治療、生殖医学
    資格・学会
    日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医/日本生殖医学会生殖医療指導医・生殖医療専門医・代議員/日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医・臨床遺伝指導医/日本不育症学会認定医/日本周産期・新生児医学会評議員/日本妊娠高血圧学会代議員/日本性感染症学会
    他所属・認定
    北海道大学 客員教授/大阪大学 招聘教授/生殖医療に関する遺伝カウンセリング相談受入れ可能な臨床遺伝専門医 /北海道医師会 母体保護法指定医/日本産婦人科感染症学会 理事長/日本生殖免疫学会 監事/日本女性栄養・代謝学会 理事/日本不育症学会 理事/日本母性衛生学会 理事/日本産科婦人科学会周産期における感染に関する小委員会委員長/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
目次

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